ヤマハ FG-110 修理
お客様預かりの修理です。
若い頃に購入したもので、また、ギターを弾きだしたので
修理したいとの事でした。
ブリッジ周辺が弦のテンションで膨れて上がっています。
サドルは限界まで削られてそれでも12フレット6弦4mm、1弦3mmあたり
で弾き難い感じです。
1弦は既にサドルに載っておらず、正確な弦長もでておらず
チューニングも合わないです。
ブリッジのエンドピン周辺を削り、弦がサドルへちゃんと乗るように削りました。
ピックガードも剥がれていたので剥がして接着し直しました。
鍋で煮て接着剤を剥がし、
ボディーの接着剤もミニアイロンを使いながら
ハナ○ソみたいに・・・
ピックガードを再接着してブリッジもマホカラーで塗装。
ネックもほぼまっすぐで、調整後、12フレット 6弦 2.5mm、1弦 2.0mm
と、かなり弾き易い状態になりました。
赤ラベルのFG110は1967年の4月から生産されており、
丁度、僕と同じぐらいのくたびれかたで親近感がわきました[E:shine]