只今、ギターネック折れ修理実験中
暇に任せてギターのネック折れ修理実験中なのでございます。
この度の実験台はこのギブソン J-45ちゃん。
業者修理に出そうかと思ったのですが金額合わず商品としては断念すますた。
ネック修理の練習でもしてみるべと始めましたがこれがとってもディフィカルト、
ふぉーみぃーな感じです。
裏を向けると、
これはすごい事になっているじゃーあーりませんか!チャーリ浜。
割れてイマスデス!パックリ、ビックリ、う~ん ちぇりーボーン!
ボンドを流し、木ネジでババンっと止められており、弦をはるとヘッドが
にゅっと起き上がりコンニチハEXPO70年、人類の進歩と調和!
なんです!
ボンドが流し込まれているので、そのまま接着もできなさそうなので
とりあえず、ネジを取り、割れをカットし、内部の様子を見えるようにして
接着剤カスを取りました。
なんだこりゃ!
トラスロッドのプレートがトラスカバーのホールじゃ無く、
ネック裏にあるじゃありませんか!それにネック裏材との厚みのすき間も殆ど無い[E:coldsweats02]
トラスロッドにも色々種類があるんすね~ぇ。
補強をどうやって貼ろうかなあ?
ネック裏との隙間余裕を作るのにロッドのプレートの出てる所を平に削り、
ネック裏にネジが大量に打たれていたので木が穴だらけで中が空いてスカスカなので
まず割れ面を掃除してタイトボンドで元の位置にキッチリ接着しました。
画像ありませんが空いてる所にピッタリ合う様マホガニー材を切って埋めました。
それから削って面を整えもういちど補強のマホガニー材を貼りつけました。
材を貼り付けてからひたすら削りやっとネックの様な形になりました。
この補強の板目は本来ネック方向に通る方が強いと思うのですが
今回最後にヘッドとネック側をつなぐ様にトラスロッドを挟んでスリットを入れ
補強のダボを入れようと思い気にせず板取出来る部材を使ったので板目が
強くない方向なんですが、意外と
ダボを入れずでも結構強そうなんでこのまま行こうと思います。
(こんなんことならちゃんと板目をとっときゃよかった・・・・。)
どんどん削って形を合わせます。
ひたすら削る、けずる。
これがとっても大変。
続きはまた今度。疲れた。疲れはてた。